1.パース旅行
2004年の正月休みを利用してオ−ストラリアは西オ−ストラリア州の州都、パ−スを女房殿と二人で旅行する事にした。結婚アニバサリ−を翌年に控えて一足先に記念旅行と相成った訳じゃ。
1月2日の深夜シンガポ−ル経由でパ−スの空港に到着。ホテルに着いたんは午前1時(日本時間午前2時)じゃ。すぐシャワ−を浴びて旅の疲れを癒すため、すぐ寝た。
午前6時にホテルでバイキングの朝食、7時には13人乗りの4WDカ−でピックアップに来た。パ−スから北へ250km先の奇岩で有名なピナクルズ観光に出かけるためじゃ。
最初にコアラ公園で、えっと抱きとうもないコアラを抱っこして記念撮影。
一路4WDカーはピナクルズへ向かうた。
ピナクルズの手前でランチとなったが、日本でもよう立ち寄る団体向けのレストランじゃ。カップヌ−ドルを食べとった方がええと思うほど不味い料理じゃ。
オ−ストラリアの昼食付き現地ツア−で美味しい料理に出会うたことが無い。
世界中に美味しい料理がなんぼでもある、この時代じゃのに、オーストラリアの料理人は何しょ−んかいの? 井の中の蛙じゃあつまりゃあへんで!
ピナクルズは原生林が枯れ、その根っこの周りの石灰層が風雨に浸食され尖った岩が砂丘に突き出たように見える自然の産物じゃ。オ−ストラリアのガイドブックを見て是非いっぺんは訪れてみたいと思うとった場所じゃ。
『途中カンガルー公園に寄った』
ピナクルズに到着。大きな砂丘にいくつもの尖った岩が立っとる。ガイドブックの写真で見た時は、もうちいとデカいんかと思うたが人間の高さ位のものが多い。じゃが不思議な自然の産物に心は踊り、写真を取りまくった。
『ピナクルスノー』
しばらくピナクルズを見学し、我々は4WDカ−に乗り込んだ。ドライバ−が「これから悪路を走るんで、シ−トベルトをしっかり締めつかい」と言い渡した。
『4WD悪路』
確かにひどい悪路で、ようこがあな道を客を乗せて走るよのと思う程の道を3時間位揺られ、乗客の中には車酔いする女性も出たりする程じゃ。また砂にタイヤが埋まり込み、全員車から下ろされ、4WDカ−を押したりしながらやっと到着したんはインド洋に面したビ−チでサンドデュ−。
『白い砂浜インド洋の波』
真っ白い砂がどこまでも続く砂浜があったり、鳥取砂丘のように小高い丘の上まで真っ白い砂が続く。4WDカ−はその急斜面の丘を登り、上からまた下りるんじゃが、上から見るとかなり急な坂に見え、スリル満点じゃ。
車から降りて自分の足で滑り下りたり、ボ−ドで滑ったり童心に返っての砂遊びじゃ。
『白い砂浜を降りる4WDカー』裸足になってズボンを膝までめくり、インド洋に足を浸けてみた。何が変わる訳でもないが、ただインド洋に足を浸けてみたかっただけじゃ。
スワン川沿いに高級住宅街が並ぶ。家と土地で50億円の豪邸もあるんじゃそうな。日本の金持ちも持っとるんじゃと。フリーマントルのホテルのレストランでバイキングの昼食のあと解散。