スペイン旅行


20121228日(金)、朝10時頃まで事務所に出勤した後で午前10時半に自宅を車で出発。朝から生憎の雨じゃった。
山陽自動車道を順調に走っとると、途中の標識に『冬用タイヤ規制 志和−尾道』とある。
広島空港へ行くには志和よりむこうの河内で下りにゃあいけんのに、志和から先が冬用タイヤ規制じゃと?五日市は雨じゃったし、昨日の天気予報じゃあ28日から寒気が緩むと言うとったじゃないか! 雪なんか考えもせなんだ。

広島東ICを過ぎてノロノロ運転になったんで、冬用タイヤのチェックをどこかでやっとるんじゃろうのと思いながらも、すぐ規制解除になるじゃろうとの期待を胸にしながら走った。志和ICじゃあ何もチェックしとらなんだが、奥屋PAでチェ−ンを着けとか言われてもいけんので用心のため志和ICで高速を下りた。これが大失敗で、西条バイパスは大渋滞じゃった。山陽道以上のノロノロ運転で迂回路も無うてイライラするばっかりよ。
ブ−ルバ−ルの通りまで来てやっと西条ICを目指し西条バイパスを下りた。ここで事務所に電話して山陽道の冬用タイヤ規制がまだ続いとるか調べて貰うたら、まだ解除になっとらんとの事で、仕方なく西条ICを諦めR486に向かう。
こっちはスイスイ走れるじゃんか、西条バイパスなんて意味ないじゃん!

ちいと遅刻するが飛行機の搭乗時間までにゃあ充分時間はある、R486を快適にぶっ飛ばしおったら、事務所から電話が入り「規制解除になりました」と事務員さんが教えてくれた。じゃが、西条ICは諦めて一般道を進み、号線との合流地点を過ぎとったんで、もう引き返す気はなかった。
しばらく行くと『高屋IC』の標識が目に入った。
「おっ!そう言やぁ新しいICが出来とったてえ! これこれ!」と思い、すぐそっちへ向うた。分ほど集合時間に遅刻したが、無事広島空港へ到着した。やれやれよ。

荷物を預け、搭乗手続きを待つばかりのワシらの耳に入ってきたアナウンスは広島空港が悪天候のため、ワシらの乗る飛行機が広島空港へよう下りんとのアナウンスじゃ。「なに−っ!ほいじゃったらワシら出国できんっちゅう事かいの?」の問い合わせには「天候が回復し次第飛びます」
ワシらの乗る飛行機は関空へまわり、そこで待機しとるとの事じゃ。

行けるんかどうか分からんまま、空港で時間をつぶす事になった。
いつもカ−ド会員はラウンジを無料で使えるとのお知らせを貰うとるのに、そのラウンジがどこにあるんか分からんかったんで、この時間を使うて探し分かったよ。また3階にも上がって、食事できる店が何軒か並んどるのも初めて知った。ここでお好み焼きを食べて時間をつぶした。

ワシらの乗る予定のCA154便は予定時刻を時間遅れで広島空港を出発した。安いパッケ−ジツア−なんで安い航空会社を使うのは予め承知、安いツア−なんで乗り換えのトランジットの時間が北京空港で長いのも承知しとった。

じゃがこのトランジットの時間が長かったけえ、それ以降のフライトには予定通り乗れたし、それ以外の問題はなかった。

大連経由のCA154便じゃったため大連で入国手続きをし、すぐ同じ飛行機で北京に向うた。大連空港もそうじゃったが、北京空港でも空港タ−ミナルへはタラップから下りてバスに乗って行った。
温い機内から突然氷点下の外気に触れるんじゃけえ、寒いのなんの!震えるようなかったで。

北京空港のどでかさにはたまげたで。北京オリンピックに間に合うように造られたんじゃろうが、なんと広い。世界中に中国の経済力を見せつけるためなんかどうか知らんが、とてつもなくでかいんよ。
滑走路の地下には少なくとも3本の道路があったし、タ−ミナルビルもでかい。上海空港、デトロイト空港、バンコクの新空港、シンガポ−ル空港など、でかい空港はいくつか見たが、一番大きいんじゃない?


とにかくでかい北京空港タ−ミナル



中国が経済発展したとはいえ、まだまだ先進国には遠く及ばんと思うとったが、参った!参りました。
−10度という北京空港はうっすらと雪化粧しとった。じゃがこの雪を踏んでも滑らんのよ、何でなんじゃろ?

北京では北京ダックの夕食を食べる予定になっとったが、飛行機の遅れで市街地まで行く時間がのうなったんで、一人¥1500ずつ旅行社の添乗員さんから返金があり、これで空港内のレストランで好きなものを食えという。
広い北京空港じゃけえ、あんまし遠くへ行ったんじゃあ帰れんようになっちゃあいけんと、近くの中華レストランみたいなとこで食事した。
中国の人は『麺のコシ』とかこだわりがないんか、その店が茹で置きの麺を使うたんか(やけに早よう料理が出てきた)知らんが、日本の方がかなり旨い。味付けも日本の味付けに慣れとるけえかもしれんが、あんまし口に合わんかった。それでも機内食よりマシかと思い、しっかり食べたよ。

   
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